先日、年を跨いで制作していた作品を
大好きな先輩の経営する
HOT SAUCEというお店に
ようやく無事に納品した。
「ゲンタに任せる。」
「題材も、大きさも、金額も、タイミングも、飾る場所も。」
ライブペイントの時には、
稀にある依頼だが、
オーダーキャンバスで全て任されたのは
多分初めてだったと思う。
HOT SAUCEのオーナー秋山さんは、
酔っぱらうとスケベエになり、
本当に人の話を聞いているのか?と思わせたり、
でも後日ちゃんと覚えていたり、
お店では度肝を抜くおいしい料理を作ってくれたり、
一度DJブースに入れば、
遊び心を交えた最高なプレイを聞かせてくれる。
そんなステキなおじさんなのだ。 ←褒めているのだ。
正直、相当悩んだ。
酔っぱらった勢いなのか、
それとも、オレを信じて任せてくれたのか。。。
その後、数回お店に足を運び、
色々な話をし、色々な音楽を聴いて
ようやく構想が見えてきた。
描き始まれば早いのだが、
描き始めるまでが時間がかかる。
人によっては、サボって見える。
しかし、人にどう思われようとその時間が大事なのだ。
「熟成」という表現が近いか。。
ここ最近でも、納得の作品が出来上がった。
心の友テルちゃんを誘い、抜き打ちで納品に行った。
笑って悟られないようにしていたが、
実は言いようのない緊張が胸中にあった。
※HOT SAUCEで働いているDJ KAZETTAとパシャリ(休みなのに無理矢理呼んだ)
高校生の時、ローリンヒルがカバーしていたあの曲。
探しまくって、中古のKilling Me Softlyの12inchを買った。
文字通り、擦り切れる迄聴いた。
Roberta Flack.
偶然だが、秋山さんと同じ誕生日。
これしか考えられなかった。
秋山さん、ありがとうございました。
自分を改めて見直す、
とても良い機会となりました。
またHOT SAUCEで乾杯しましょう♪
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