今まで開催した過去の個展では、
「HOPE」というタイトルの作品を必ず制作し、展示してきた。
「子供の笑顔」をテーマに、
無垢な笑顔がこれからの未来を明るく照らすようにという思いを込めて。
その無邪気な表情は、
国境や人種は関係ない。
忙しい日常の中で麻痺していった純粋な子供のような気持ちを
取り戻し、思い出せるように。
今回は、
nagi yoshidaさんというフォトグラファーの方にお願いし、
写真を提供して頂いた。
彼女は、実際にアフリカ大陸に何度も足を運び、
彼らと生活を共にし、少数民族などの貴重な日常風景を写真に撮りためている。
各地での危険な出来事や、羨ましくなるほどのさまざまな体験を
惜しみなくブログに綴っている。
Nagi Yoshida ブログ
ぜひ彼女の事を知ってほしい。
nagi yoshida
1986年生まれのフォトグラファー。
幼少期からアフリカ人に憧れを抱き、
「自分も大きくなったらアフリカ人のような姿になれる」
「彼らと一緒に生活が出来る」と信じて生きる。
現在はカメラ片手にアフrかの大地で憧れの彼らを追い駆けまわしている。
エキシビジョン特設webサイトにも、アーティスト情報を追加いたしました。
http://www.kingrafix.com/
追記
「なぜ黒人の方ばかり描くのですか?」という質問をよく受ける。
HIP HOPカルチャーから始まり、JAZZ、SOUL、FUNK、
音楽を通じて、人種問題や、歴史、色々な事に興味が湧いてきたのは確かだ。
今回制作していく中で気付いた事は、
「表情が好き」という実にシンプルな理由だった。
後付けの理由はいくらでもできるが、
制作する上で、根底にあるものはそういった
純粋に描きたいという「衝動」から始まっていたという事。
Nagiさんの写真を描かせて頂いて、
こんな事に気付かされた。
貴重な写真を提供して頂き、
ありがとうございました。
GENTA TANAKA EXHIBITION 2014
BLAX in my head.
07.25.fri〜08.03.sun
@bio ojiyan cafe harajuku
東京都渋谷区神宮前4-26-28 1F
平日/11:30〜19:00・土日祝/12:00〜20:00
TEL.03-3746-5990